将来どのように社会貢献するのかを
考えながら学ぼう

 大学進学のためだけでなく、「なぜ学ぶのか。何のために学ぶのか。」を考えながら学びましょう。答えはすぐに見つかるものではありませんが、「どのように社会貢献するのか」を考えながら学ぶことは、高校生活での深い学びにつながります。
 知っている人もいると思いますが、ピーター・ドラッガーの「マネジメント」の中で、「3人の石切り工」という話があります。石を積む仕事をしている3人の労働者に質問をします。「あなたは何をされているのですか?」一人目の人は「石を積んでいます。それが私の仕事だからです。」と答えました。二人目の人は「家族を養うために、家族の幸せのために、お金を稼ぐ必要があるので、教会を造る仕事をしています。」と答えました。三人目の人は、「世の中の人のために教会を造っています。多くの人が祝福を受け、悲しみを払う素晴らしい教会、歴史に残る大聖堂を造っています。」と答えました。同じ仕事をしていても、意識が違います。仕事の効率も変わってきます。仕事から得られる幸福度にも大きな差がでてきます。自分の仕事が、どのように社会貢献しているのかを認識することの重要性が語られています。ここで、「仕事」と同じことが「勉強」でも当てはまります。「なぜ学ぶのか。何のために学ぶのか。」一人目の人のように考えると、「高校は学ぶところだから。課題を提出しないと怒られるから。」二人目の人のように考えると、「大学に行って視野を広げたいから。何々大学に行きたいから。」では、三人目の人はどのように考えればよいのでしょうか。このような本校の卒業生の例がありました。「自分の体験から、患者さんはもちろん、患者さんの家族の心にも寄り添えるような看護師になりたいから、看護の道に進むために勉強しています。」また、別の卒業生は、「自分の保護者がしんどい思いをしてきたので、自分もつらかった。これからの子供たちには、同じような思いをさせたくない。お金がなくてもしっかり教育が受けられるように市役所に就職して、社会福祉を充実させたい。大学で法律や経済、社会学など幅広く学びたいので、大学入試に向けて今、勉強を頑張っています。」「なぜ学ぶのか。何のために学ぶのか。」答はすぐには、見つかるものではありません。しかし、この問い「どのように社会貢献していくのか」を考えながら学ぶことを推進している教育、これが本校の掲げているキャリア教育です。
 入学時に提出してもらった「キャリア・パスポート」を引き継き、本校のキャリア教育に活用しています。さらに本校独自の「キャリア・パスポート」を作成しており、学期ごと、行事ごとに見通しをたて、振り返ることにより、生徒たちが今後の人生を創っていくための「道しるべ」にしていきます。そして、自分を客観的に見る能力であるメタ認知能力を身につけていきます。

☆ 本校からの進学者が多い奈良大学は、就職率100%に近く大学院に進学する学生も少なくありません。特に公務員・教員・警察・消防関係に就職を希望する学生に対しては、学外の実績ある公務員受験専門学校と提携し、試験の対策やポイント整理、面接について徹底指導しています。

☆ 本校から国公立大学をはじめ関関同立、産近甲龍等、四年制大学への合格はのべ約300です。また、今年度の四年制大学進学率は約80%です。

☆ 同志社大学、関西大学、立命館大学、龍谷大学、京都産業大学、近畿大学など多くの大学から指定校を受け、その人数は、450名近くあります。毎日の学習をしっかり積み重ねていけば、100%進路は保障されます。

☆ 就職指導では、専門高校に引けを取りません。多くの企業から求人をいただいています。卒業生が社会で頑張ってくれている証です。就職内定率は100%です。


建学の精神は「努力が天才なり」

自分の夢の実現のために努力しよう 

 高校入学から大学受験・卒業まで約1000日。勉強・部活動・探究活動・学校行事・ボランティア活動などに積極的に取り組み、人間として大きく成長しましょう。                               

進路指導部長 大植 純子